ベンチマーキング

内部監査概論

内部監査領域の拡大によって、内部監査におけるベンチマーキングは重要性を増している。ベンチマーキングとは一般にベスト・プラクティスを探し出して、自社の業務とのギャップを分析しそのギャップを埋めるという経営管理手法を指す。的確かつ現実的なベンチマーキングの手法には「内部のベンチマーク」、「競争的ベンチマーク」、「業界のベンチマーク」、「包括的ベンチマーク」の4つがある。

(1)内部のベンチマーク

組織体の他部門やプロセスそのものに着眼する。基準となる成果水準よりも高い成果(同時に非現実的でもない)をあげている、「花形」的な人物や部門をベンチマークとする。

(2)競争的ベンチマーク

同一業界内の競合他社の成果をベンチマーキングの対象とする。

(3)業界のベンチマーク

改善のターゲットとするべき業界全体の指標を使用する。

業界のベンチマーキングに類似した概念に「機能的ベンチマーキング」というものがある。このベンチマーキング手法は、同一の技術分野において業務を行っている組織体と比較することで、その分野で何が達成されているかについての情報を提供する。

(4)包括的ベンチマーク

ある業務プロセスを他の業界において類似の特徴を持つプロセスと比較する。これにより、組織体が業界の枠を超えて新しい測定方法を導く。

ベンチマーキング
経営の抜本的改革を進めるため、業種・業界・国籍にこだわらずに優れたパフォーマンスを実践している企業(ベストプラクティス)との比較・分析から自社の問題点を明確にして変革を実現 ...

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