専門的能力と正当な注意(1200)

基準

「倫理綱要」の4原則の一つにも「専門的能力」が掲げられている通り、内部監査人は、内部監査業務遂行に必要な知識、技能、専門的能力の習得に努めなければならない。「基準」では、1200で内部監査が熟達した専門的能力と専門職としての正当な注意をもって遂行しなければならない旨を規定し、内部監査人に求められる「熟達した専門的能力(1210)」と「専門職としての正当な注意(1220)」それぞれについて、及び専門的能力を維持するための「継続的な専門的能力の向上(1230)について基準を定めている。

「基準」1200:熟達した専門的能力及び専門職としての正当な注意

内部監査(アシュアランスおよびコンサルティング)の個々の業務は、熟達した専門的能力専門職としての正当な注意とをもって遂行しなければならない。

  1. 熟達した専門的能力及び専門職としての正当な注意を身に着けていることは、内部監査部門長及びそれぞれの内部監査人の責任である。内部監査部門長は、個々の業務に割り当てられた担当者たちが、業務を適切に行うために必要な「知識・技能・その他の能力」を監査チーム全体として確実に有しているようにすべきである。
  2. 専門職としての正当な注意にはIIAの「倫理綱要」、そして適切と認められる場合には、組織体の行動規範や、内部監査人が保有しているかもしれないその他の専門資格の行動規範の遵守が含まれる。

倫理綱要は、以下の2つの基本的な構成要素を含むように、IIAの内部監査の定義を超えて拡張されている。

  • 専門職としての内部監査とその実践に関する原則-誠実性、客観性、秘密の保持及び専門的能力
  • 内部監査人に期待される行動の規範を示した。この規範は、原則を実際に適用する際の解釈の助けとなり、内部監査人の倫理的行為のガイダンスとなるべきものである。

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